最高の施術をして、お客様を見送ったあとの静かな院内。
しかし手元には、書かなければならないカルテ、計算しなければならない回数券の残数、整理が必要な台帳が待っている。
丁寧な管理をしたい。でもそれをやると休憩時間が消える。次の予約を詰めると、管理が疎かになる。1人整体院の先生が毎日直面するこのジレンマは、技術力とは無関係に降りかかってくる。
私はマタキテ・パスを開発する際、1人整体院の先生が「スマホを置いてから、再び施術に集中するまで」の時間を1秒でも短くすることに執念を燃やした。
「1秒管理」を支える3つのスピード設計
設計①:名前検索から付与まで「迷わない」
QRコードをスキャンする。あるいは名前・フリガナ・電話番号のいずれかを数文字入力する。それだけでお客様が特定され、残数が画面に表示される。迷う隙を与えないシンプルな設計だ。「どこをタップすればいいのか」を考える時間すら、存在しない。
設計②:計算という概念を捨てる
「あと何回残っているか」を頭の中で計算したり、カードの裏面のスタンプを数えたりする時間はゼロになる。画面に「残り5回」と表示される。それを見てボタンを押す。それだけだ。計算ミスも、数え間違いも、物理的に起きなくなる。
設計③:紙のカードの「清算」をなくす
紛失対応・再発行の手続き・期限切れの確認・台帳との照合――これらの事務作業をすべてシステムに丸投げする。先生がやるべきことは、スキャンして確認するだけだ。後処理は何も残らない。
「事務」を減らすことが「信頼」を生む
お客様の前で台帳をペラペラとめくって探している時間は、プロとして少し格好が悪い。
しかし受付でQRをスキャンした瞬間に「〇〇さん、今日で残り5回ですね」と即答できたとしたら。お客様は「この先生は自分のことをしっかり把握してくれている」という安心感を得る。事務作業のスピードが、そのまま先生への信頼に変わる。速さは誠実さの証だ。
回数券・ポイントカード・会員証を、1つのアプリで管理する
マタキテ・パスの詳細を見る →「祝!VIP昇格」が事務作業を「お祝い」に変える(実装予定)
回数券の消化という作業は、本来「冷たい事務処理」だ。しかしマタキテ・パスはその瞬間を変えようとしている。
現在実装予定のトータル経験値システムでは、来店のたびに経験値が蓄積されていく(実装予定)。一定の経験値に達すると、スタッフ画面に「祝!VIP昇格」と強調表示される(実装予定)。
その瞬間、先生はお客様に伝える。「ついにVIPになりましたよ!いつもありがとうございます!」そして特別な気遣い――いつもより丁寧なタオルの準備や、一言の贈り物――がその言葉に温かみを添える。事務的な「回数券の消込」が、大切なお客様との絆が深まった瞬間に変わる。VIPになったお客様は永久にVIPのままだ。降格はない。
マタキテ・パスが守りたいのは、先生の「手のひら」の感覚
事務作業でペンを持ち続けると、指先が疲れる。ペンを置いてすぐに、次の患者さんの体の反応を感じ取る準備をしてほしい。筋肉の緊張、関節の動き、呼吸のリズム――それらを感じ取るのは、疲れていない手のひらだけにできることだ。
そのためにマタキテ・パスは、あえて複雑な機能を削り、1人で回す現場で「1秒」で操作が終わることに特化した。先生の手のひらを守るための設計だ。
時間は「買う」ことができる
1日10分の事務作業が減れば、1ヶ月で300分・5時間の自由が生まれる。その5時間を、新しい技術の勉強に使うか。ゆっくりと体を休めるために使うか。それは先生が決めることだ。
マタキテ・パスの月額は300名まで3,000円。1日あたり100円だ。その100円で5時間の自由が買えるなら、これほど費用対効果の高い投資はないと思っている。
まとめ
- 名前・フリガナ・電話番号のいずれかで即検索・残数を即表示。迷う隙を与えない設計だ
- 計算・数え間違いがゼロになる。「残り5回」と表示された画面を見てボタンを押すだけだ
- 紛失対応・再発行・期限切れ確認がすべてなくなる。後処理は何も残らない
- VIP昇格の瞬間(実装予定)が冷たい事務処理を温かいお祝いの場に変える
- 1日100円で月5時間の自由が生まれる。先生の手のひらを守るための設計だ
事務作業が減れば、先生は施術に集中できる。マタキテ・パスは、その時間を取り戻すために存在している。