個人店の店主は、事務作業をするために店を開いたわけではない。

パンを焼きたくてパン屋を始めた。体を癒したくて整体院を開いた。お客様と語りたくてバーを始めた。その「やりたいこと」のために、毎日店に立っている。

しかし現実には、回数券の残数を数え、スタンプを押し、「失くした」という連絡に対応し、台帳を更新する時間が、確実に存在する。

その時間を、なくしたかった。それがマタキテ・パスを作った理由だ。

きっかけは、一人の店主の「困った顔」だった

私は東証プライム上場のIT企業でエンジニアとして働いている。大規模なシステムの設計・開発に携わる仕事だ。

ある日、仕事帰りに立ち寄った馴染みの整体院で、先生が困った顔をしていた。

お客様が回数券を忘れてきたらしく、「今日はどうしましょうか」というやり取りが続いていた。先生は申し訳なさそうに対応しながら、もう一方の手で台帳を探していた。

その光景を見て、強烈な違和感を覚えた。

この先生は、施術の腕を磨くために何年も努力してきたはずだ。しかし今この瞬間、その時間は「カードを探す」という事務作業に使われている。IT業界の最前線にいる私には、この問題を解決できる技術がある。なぜ誰もやらないのか。

その日の帰り道から、マタキテ・パスの開発が始まった。

「事務作業をゼロにする」とはどういうことか

事務作業をゼロにするというのは、単に便利にするということではない。

店主が本来向き合うべき「お客様」に、100%集中できる環境を作るということだ。

QRコードを一度読み取り、お客様を特定する。その特定状態を保持したまま、回数券を消化する。続けて、標準搭載されたポイントカード機能により、来店ポイントを付与する。完了。

一度の読み取りで、全ての操作が流れるように終わる。スタンプを取り出す必要も、カードを受け取る必要も、台帳を確認する必要もない。すべての記録はインターネット上の安全な金庫が正確に守る。

この「淀みなき受付」が実現したとき、店主の手は空く。その手が、すぐにお客様へのおもてなしに使われる。

「また来て」を仕組みにしたかった

マタキテ・パスというアプリ名は、「また来て」という言葉から来ている。

個人店の店主が最も願っていることは、シンプルだ。「また来てほしい」ということだ。しかしその願いを、多くの店主は「いいサービスを提供し続けること」だけで叶えようとしている。

それだけでは足りない。仕組みが必要だ。

来店のたびにポイントが積み上がる。10回通い続けたとき、店主の画面に「⭐ 祝!VIP昇格」と表示される(実装予定)。その瞬間、店主は自ら選んだ一品を手渡す。デジタルがきっかけを作り、アナログな温もりが仕上げる。

「また来て」という願いを、感情だけでなく仕組みで実現する。それがマタキテ・パスの核心だ。

なぜ個人店向けに作ったのか

大企業向けのシステムは、すでにたくさんある。高機能で、高額で、導入に専門知識が必要なシステムが、大企業のデジタル化を支えている。

しかし街の個人店には、その恩恵がほとんど届いていない。高すぎる。複雑すぎる。導入する時間がない。そういう理由で、ずっと後回しにされてきた。

私が作りたかったのは、一人で店を切り盛りしている整体師の先生でも、毎朝4時から窯に向かうパン屋の職人でも、夜の街で常連客の話を聞き続けるバーのマスターでも、今日から使い始められるツールだ。

月3,000円から始められる。アプリのダウンロードは不要。チケット販売手数料はゼロ。導入のハードルを、徹底的に下げた。

回数券・ポイントカード・会員証を、1つのアプリで管理する

マタキテ・パスの詳細を見る →

マタキテ・パスが選ばれる理由

月3,000円という投資対効果

月額は300名までは月3,000円。1日あたり100円だ。それで回数券とポイントカードが一台で管理でき、「失くした」トラブルがなくなり、受付が1アクションで終わり、VIP昇格で常連客を育てられる。紙のカードの印刷代やスタンプ台のコストを考えると、むしろ安くなるケースも多い。

チケット販売手数料はゼロ

売上から引かれるのはカード会社の3.6%のみ。マタキテ・パスへのアプリ手数料は1円も引かれない。回数券が売れるほど、その恩恵をまるごと受け取れる。稼いだお金は、お客様へのお祝いに使ってほしい。

アプリ不要で、今日から始められる

お客様はスマホのQRコードを提示するだけで使い始められる。「アプリを入れてください」と頼む手間もない。複雑な設定もない。忙しい店主でも、今日から使いこなせる。

まずは30日間、無料で試してほしい

事務作業がなくなる感覚、お客様の来店履歴が画面に見える感覚、VIP昇格の通知が届く感覚。その体験が、マタキテ・パスを作った理由を、言葉より雄弁に伝えてくれる。

まとめ

マタキテ・パスを作った理由は、シンプルだ。個人店の店主に、本来やりたかったことだけをやってほしかった。事務作業という重りをインターネット上の安全な金庫に預け、店主がお客様と向き合い続ける時間をマタキテ・パスが作る。